前回はペットとEU圏内へ移動するために必要な手続きについてお伝えしました。
今回はその中でも利用した航空会社についてを中心にお伝えしていきたいと思います。(オーストラリアへ向かう際との比較もちょこちょこ入れていきたいと思います!)
※ペットの輸出手続きに関する記事はこちらをご覧ください。
※フライトまでの準備や当日の様子に関してはこちらをご覧ください。(*準備中)
(⚠︎こちらは2023年12月時点でペットを輸出した際の情報が元になります。)
ペットと一緒に海外へ行く方法
まず海外へ行くことが決まった際に確認したいのが、
- 目的地の国で持ち込み許可がされているペットか
- どのような方法でペットと一緒に(もしくはペットとは別で)移動するか
の2点です。
持ち込みは許可されている?
やむを得ず国外への移動が決まってしまった場合でも、家族同然のペットを一緒に連れていきたいですよね。しかし国によっては持ち込みが禁止されているペットもいます。
まずはご自身のペットの持ち込みが可能かどうか、是非ともチェックしてみて下さい!
国外への移動手段は?
基本的には飛行機での移動をイメージする方が多いかと思いますが、ペットの種類によっては飛行機での移動が難しいこともあるのです。
例えば、ブルドックやパグなどお鼻の短い犬種は預かれないとしている航空会社もあります。
船か飛行機か、自分達にもとってもペットにとっても何がベストか検討してみて下さい!
そして飛行機の場合でも、
- 貨物として預けるのか
- 一緒に機内に持ち込むのか
航空会社によってできることが変わってきます。
これらを含め、どのように航空会社を選択したのか以下で書いていきたいと思います!
利用航空会社
東京からコペンハーゲンへ向かう場合、直行便として運行している航空会社はSAS航空のみです。
そしてペットの入国方法に関して国側からの指定は特にありませんでした。機内連れ込みでも受託荷物でもOK!
- ANA / JAL(国際線):機内持ち込みはできず、貨物もしくは受託荷物としてペットを貨物室に。
- SAS航空:エコノミークラスのみ機内持ち込み可。(種類・サイズ・重さ制限あり)
- ルフトハンザ航空:機内持込み可。(種類・サイズ・重さ制限あり)
航空会社ごとに詳細が異なってくるので、ご自身とペットにとって最善の手段を探してみてください!
諸々検討した結果、我々はルフトハンザ航空(ミュンヘン乗継ぎ)でコペンハーゲンへ向かうことを決めました。
ルフトハンザを選んだ理由
直行便ではないものの、「ビジネスクラスでも機内持ち込みができること」が大きな決め手となりました。
直行便は魅力的でしたが、やはり長時間のフライトになるため、猫のケージスペースも広げられるようビジネスクラスを選択しました。
フライト当日までの準備
無事移動手段を確保できたら、当日を迎えるまでに準備すべきことがいくつかあります。
↓当日までに準備しておくべきこと↓
- 航空会社による利用条件の確認
- 輸送容器(ケージ)の準備
- ペットのストレス軽減に備えた準備
こちらに関しては、実際に使用したものや工夫したことを以下で記載しております!
(*記事準備中)
(おまけ)オーストラリア入国後(隔離検査中)の猫さん
固有種を守るため、オーストラリア入国後はメルボルンの機関で10日間の隔離検査が行われます。オーストラリアへの移動は貨物室利用後、直接施設へ連れていかれたため、フライト後が猫さんがどのような状態だったのか全く知りません・・
隔離中は政府機関から1日1回以下のような連絡が来ます!
- 初め3日程度⇨「ほとんど食べたり飲んだりしていないけどBig Journeyの後だから普通だよ!」
- 中盤⇨「まだ緊張が抜けないみたい…何か好きな味のフードとかある?」
- 終盤⇨「チキン味に変えてみたら少しだけ食べたけど・・もし良かったら何か落ち着くもの持ってこない?(もちろん会えないけど)」
状況は把握できるが、返信が1日に1回なのと、対処のしようがなく、どんどん不安が増すばかり・・
結局8日目くらいに普段食べていたフードと同じものを購入し、夫が1日中着ていたタンクトップを手に、隔離施設まで1時間程車を飛ばしました。
もちろん会えないので、担当の方に持ってきた物を手渡し、5分で退散。
残り2日でしたが効力はあったらしく、少しずつ飲み食いするようになったとのこと。
飼い主の匂いが付いたものはやはり落ち着くようです!!
10日後お迎えに行った際には1kg以上も痩せており・・
その後2日間は新しいお家のクローゼットに引きこもっておりました。
うちの猫さんは比較的穏やかで環境の変化に強い方ですが、貨物室での移動+隔離10日間はかなりキツかったようです。
この経験もあり、今回機内持ち込みは譲れない条件となっておりました。
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