こちらでは①輸送容器の紹介と②実際に行った準備や工夫、③当日の様子についてお伝えできればと思います。
(⚠︎こちらは2023年12月時点でペットを輸出した際の情報が元になります。)
※ペットの輸出手続きに関する記事はこちら。
※移動手段の選択方法に関してはこちら。
フライト当日までの準備
無事移動手段を確保できたら、当日を迎えるまでに準備すべきことがいくつかあります。
↓当日までに準備しておくべきこと↓
- 航空会社による利用条件の確認
- 輸送容器(ケージ)の準備
- ペットのストレス軽減に備えた準備
航空会社(ルフトハンザ)による利用条件
ほとんどの航空会社で国際航空運送協会(IATA)の規定が遵守されていますが、我々が利用したルフトハンザ航空もそのうちの一つでした。
ケージを含めた重さが8kg以内の小型の犬猫に関しては機内連れ込みが可能です。
その他利用条件につきましては、ルフトハンザ航空のページをご確認ください!
申込方法や輸送容器の規定等もリンクから確認できます。
輸送容器(ケージ)の準備
ソフトケージ(機内持ち込み時利用)
ルフトハンザのケージ規定に関しては、
- サイズの規定(118 cm/55 x 40 x 23 cm 以内)
- 機内連れ込みの場合はソフト素材であること
- ロック機能があること
が求められていたため以下の商品を購入しました。
Point
- スペースの拡大機能がついていること
- リュックになるので他荷物と一緒に運びやすいこと
ハードケージ(貨物・受託荷物輸送利用時)
機内に連れ込みができない方に向けて。
先程も記載した通り、オーストラリアへ輸出する際は機内連れ込みが不可のため貨物室に預けました。この場合は機内持ち込みと異なりハードケースが求められます。
Point
- IATA規定遵守の商品
- サイズ展開も豊富
こちらのケージに吸水シーツを敷き、吸水容器と食事用容器を取り付け完了!
吸水容器は格子部分の大きさに合うものがなかなか見つからず、結果こちらを↓
食事用容器は付属品+外からエサやおやつを入れられるよう購入した漏斗(じょうご)を装着しました。

ミルクを入れたりチュールを付けたり色々と試しましたが、結局うちの子は吸水容器から水を飲めるようにならず・・・食事用とは別で取り付けた容器に、直前に水を少量入れてもらうことにしました。
さらに、お願いしていた業者の方がご飯の上にチュールも入れてくれたようで、それで水分補給してくれているといいなと。
やはり自分達のそばに置いておけないので、いくら準備を整えたつもりでも不安は尽きませんでした。
ペットのストレス軽減に備えた準備
輸送容器(ケージ)に慣れさせておく
ケージの中でおやつをあげたり、お昼寝をさせたり、リラックスする練習をしましょう!
当日にお薬を使う方もいるようですが、危険な場合もあるようで我々は使用しませんでした。
貨物室で輸送する方は給水器から水を飲めるようにしておくとさらに安心です。
当日に向けてケージの中を整える
- 給水シートをズレないように敷く
おしっこや給水器の水で水浸しにならないよう給水シートは必須です。ケージ内が水浸しになってしまうと風邪をひいてしまう可能性があります。
- おもちゃや飼い主の匂いが付いたものを入れる
なるべく普段の生活環境と近づけてあげることが大切です。前回の記事に記載しましたが、飼い主の匂いが付いたものは効果大です!
フライト当日の様子
上記の準備を全て完了し、フライト当日。
猫さんは離着陸含め、終始穏やかな様子でした。
フライト後半は少々飽きてきたのか、時折ニャーニャーと・・・
ケージに手を入れて撫でたり、おやつをあげたりでなんとか対応しておりました。
ミュンヘン空港のトランジットではペットもラウンジ持ち込み可能!こちらでもケージからは出せないですが、スペースを広げて過ごすことができました。
↓ミュンヘン空港ラウンジにて↓

長時間フライト本当にお疲れ様でした!!
コメント